午前2時ごろに関東地方で強い揺れを感じる地震が発生しました。
最近地震を感じる回数が増えてきていて、いよいよ南海トラフ地震が近づいているのではないかと心配されていますが、地震の回数は本当に増えてきているのでしょうか。
今回は、
地震が多いけど増えてきているのか
地震多いけど南海トラフの前兆なのか
についてリサーチしました。
地震多いけど増えてきている?
気象庁地震データベースによると、2019年、2020年、2021年の1〜11月を比較すると年々地震の回数が増えていることがわかりました。
屋内にいる人が地震の揺れを感じると言われている震度3以上の地震の回数を計測したところ、以下のような結果でした。
■2019年 133回
■2020年 151回
■2021年 196回
引用:気象庁データベース
年々地震のトータル回数は増えいていることが分かります。
ですが、月々の平均で見ると、大体の月は20回以内に収まっていて、地震の回数が増えているという感じはしませんね。
地震多いのは南海トラフの前兆?震源地は?
近年地震の回数が増えていることが南海トラフ地震の前兆に繋がっているかについては明らかにされていません。
「伊豆半島周辺が有力な震源地」という情報もあり、今回の地震の震源地が茨城県南部ということもあって、南海トラフ地震に全く関与していないとも言い切れません。
筆者は伊豆半島周辺が有力な震源地になるのではないかと考えている。あまり知られていないが、伊豆半島周辺は地震の多発地帯だからだ。
(中略)
角田氏は「巨大地震が近く起きる可能性は低い」としながらも「東日本大震災以降、10年ぶりに日本列島は地震の活発期に入った可能性がある」と警戒している。
今回の茨城県南部を震源地とする地震が南海トラフ地震に関わっているかはわかりませんが、いずれにしても「大きな地震がいつきても大丈夫なように備えをする」というのが大切です。
まとめ
最近地震が多いことを受けて、地震の回数が増えているのか、南海トラフ地震の前兆なのか、震源地などについてまとめました。
大きな地震はいつきてもおかしくないと言われています。
事前の備えが重要ですね。